2017年4月に読んだ本です。


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「わたしの容れもの」
角田光代 著

著者自身の「加齢」をテーマに語られたエッセイです。

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内容はこんな感じです。

こちらのエッセイの中で紹介されていた「遅延型アレルギー検査」というのが初耳で興味深かったです。

花粉症のように分かりやすいアレルギー症状もあれば、じわじわと身体の不調を引き起こす「隠れアレルギー」という存在があるんだとか。

角田光代さんのご友人の話で、悩まされていた頭痛の正体が実は乳製品アレルギーだったと、この「遅延型アレルギー検査」で分かったらしいです。

それを読んで「私も検査してみたい!」と思い、早速ネット検索してみました。
すると、採血した血液をアメリカの検査機関に送付するらしいので数万円はかかるみたいです。
(ちょっと高い・・・)
でも、原因不明の体調不調で藁をもすがる方もいらっしゃると思うので、こういう検査も治療の助けになるかもしれませんよね。
毎日食べていた意外な食品が自分にとって実はアレルゲンだった・・・なんてちょっと怖い気もしますが。

あと、最後に角田さん自身が加齢を感じたエピソードとして「食べ方が汚くなった」と書かれていて、吹きましたw
私も全く同感(笑)
私も最近、食べ物をポロポロと床やテーブルにこぼすことが多くなったような気がするんですよね~
それに、口のまわりにもケチャップとかソフトクリームとかがついちゃうようになりました。(&きな粉や抹茶のスイーツも危険)

これって、食べるときの口との距離感が測れなくなってきた&口に締まりが無くなったってことですよね~(トホホ・・・)
友人にも「アンタも年とったな・・・」と呆れられる始末。

そして、私のテーブルの上は紙ナフキンの山となるのでした・・・



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「橋を渡る」
吉田修一 著

再び、吉田ワールド。

こちらの小説は、何年か前に議会で起こった「セクハラ野次」がテーマになってるのかな?
オムニバス形式で話が進んでいくのですが最後の章で全てがつながるといった凝った内容でした。

その最後の章というのが、何十年か後の未来が舞台になっていて、クローンのように人工的に生まれた人間がいて、そのクローン人間が本来の人間から人種差別を受けながら生活しているといったお話でした。

これを読みながら、未来ってどうなっていくのかな?って想像するのはとても楽しかったです。





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「作家と一日」
吉田修一 著

吉田修一さんの旅エッセイです。
こちらはANAの機内誌に投稿されたものだそうです。

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内容はこんな感じです。

吉田修一さんは、国内外問わずあちこち旅に出られているそうです。

台湾もお好きで、定期的に訪れているんだとか。
吉田さんの台湾の過ごし方とおすすめのグルメも紹介されていて興味深かったです。





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「マレーシアペナン~エキゾチックな港町めぐり~」

こちらは、マレーシアにあるペナン島について詳しく紹介されたガイドブックです。
写真がキレイで内容も充実していました。


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内容はこんな感じです。


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グルメ情報や、


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ストリートアートの情報も詳しく紹介されていました。


私もちょうど1年前にペナンを訪れたので懐かしく眺めていました。
ペナンはまた行きたいと思っているのでそのときはぜひ、このガイドブックで復習しようと思います。

マレーシアはペナン以外にもランカウイやボルネオにも行ってみたいんですよね。
久しぶりに綺麗なモスクも観に行きたいなという理由で、マレーシアではないけど、ロイヤルブルネイも気になってます。

そう言いながら、素敵ブロガー様の旅行記を拝見しているとまたその場所にも行きたくなるし・・・

そんなこんなで、
行きたい所がどんどん増えてくるし、気分もコロコロ変わるので困ったものです。


4月は以上です。